『東日本大震災の後アートに何ができるのかーーアートアクションUKの試み』

日時:20131216日(月)19時〜2030

場所:東京藝術大学千住キャンパス第1講義室

(足立区千住1-25-1
東京芸術大学 音楽環境創造科:北千住駅から徒歩5分)

スピーカー:本間かおり+藤井光+花崎草

司会:毛利嘉孝

入場無料 予約不要

 

東日本大震災とそれに続く福島第一原発事故は、アーティストに大きな衝撃を与えました。それは、「アートに何ができるのか」「アートは誰のためにあるのか」そして、「そもそもアートとは何なのか」という根源的な問いを突きつけたのです。いち早く復興のプロジェクトを始めたり、脱原発運動に関わったりするアーティストがいる一方で、さまざまな悩みを抱えて失語症のように作品をつくることができなくなるアーティストもいました。

 

そうした中で、イギリス在住のアーティストである本間かおりは、東日本大震災の経験をもとに作品制作を行うアーティストを支援するレジデンシープログラム「アートアクションUK」を立ち上げました。これは、アーティストが一定期間イギリス、ロンドンに滞在し、作品制作やプレゼンテーションを通じて、震災の経験をイギリスに伝え、共有していこうというものです。2012年は花崎草、2013年は藤井光がそれぞれ選出され、レジデンシープログラムに参加しました。

 

今回のトークイベントは、「アートアクションUK」を主宰する本間かおりと過去にレジデンシーアーティストとして参加した藤井光と花崎草を迎え、イギリスにおける活動を報告するとともに、こうした未曽有の状況の下でアートに何ができるのかを議論しようというものです。

 

現在「アートアクションUK」は、2014年のレジデンシーアーティストの公募を行っています。レジデンシープログラムに興味のある方もぜひご参加下さい。

 

問い合わせ:東京藝術大学 毛利嘉孝 mouri(a)ms.geidai.ac.jp(a)@に変えて連絡下さい)